シンプル&ビューティ・カーライフ

中古車アナリスト かー介のシンプルなクルマ生活

愛車遍歴的 3

とても楽しい ホンダ・バラードCR-X Si でしたが、勤務先の同僚の影響もあって、外車のスポーツカーが気になるようになりました。女子社員の同僚Aは BMW 318i (E30)を中古で購入、同僚Bは副業で中古外車ブローカーを営んでおり、仕入れた商品を少し乗らせてもらったりしたこともあり、中古外車の領域にすんなり踏み込んでしまいました。とはいえ、やはり故障はなるべく避けたいと思っていたので、同僚が主に取り扱っていたイタリア車には踏み込めず、多少なりとも信頼性の高そうなドイツ車、でも、ポルシェ911は予算的に無理と思っていたところに出会ったのが、ポルシェはポルシェでも924ターボでした。

2000ccのSOHCエンジンにターボがついたモデルで、3000回転位でターボが利き始める、いわゆる「どっかんターボ」的な加速ですが、ハンドリングは素直で運転しやすく、特に高速道路での長距離移動は凄く楽でした。

当時の中古車価格は180万円程度だったと記憶しています。

購入後1年ほどは快適でしたが、徐々に故障というか、いろんなパーツが寿命を迎え始めました。 

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愛車遍歴的 2

ピアッツアは格好良かったけれど、動力性能というかあまりに機敏ではないところに不満を覚え始めたところで見つけたのが、ホンダバラードスポーツCR-X Si。

軽い車体に130PSのDOHCエンジンが搭載されていて、とても面白いクルマでした。絶対的な速さは無かったけれど、瞬発力とハンドリングは良かったです。

あまりにも面白かったので、首都高速のコーナーでスピンしたり(幸いどこにもぶつからなかった)、オービスを光らせてみたり等ということを、初めて体験したのはこのクルマ。

当時の中古車価格は100万円位でした。

難点はエアコン使用時のパワーロスが大きかった事ぐらいですね。

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自動車教習所に通っていた頃、自宅の近所にいすゞ系の中古車屋があり、そこに並べられていた117クーペが気になっていたので、免許を取ってその当日に試乗しようと中古車屋に行ったのですが、残念な事に前日に売約済みになっていました。しかし、そこで目に付いたのが、ピアッツアでした。

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やっぱりこのデザインは格好良かったですし、今見ても十分に勝負できると思います。さすがジウジアーロ

クルマを買う事が初体験だった事もあり、その場で購入を決めました。

当時の中古車価格は78万円だったと記憶しています。

ターボが付いていない、2000ccのSOHCエンジンだったので、加速はあまり良くなかったけど、足回りはしっかりしていて楽しいクルマでしたが、クルマの運転に慣れてくると、クルマの性能に飽き足らなくなり、1年半ほどで買い換える事にしました。

中古車の魅力

中古車は当然の事ながら、条件さえ合えばクラシックカーから最新モデルまで、いろんなクルマから選ぶ事が出来ます。

中古車情報誌 カーセンサーを見ても、一番古い1926年式フォードT型から最新のアクアまで、選択肢は豊富です。

予算50万円あれば、軽自動車はもちろん、高級外車まで買う事ができます。

ただ、中古車である以上は、前の持ち主がどんな使い方をしていたのか、とか、どんな経路で店頭に並んだのかはわからないですし、納車直後に部品の交換が必要になる可能性もありますが、値段は魅力的ですよね。

新車で購入した時の満足度は、納車後から時間を経ると共に下がり続けますが、中古車を購入した場合の下落度は、あまり感じません。

新車を買う意味

いままでいろいろな車を買った事がありますが、このうち新車は3回です。

新車はいいですよね。ピカピカの外装に、全く使用感のない内装。目立つ車種であれば、優越感に浸れたりします。

でも、仮に、車両価格200万円のクルマを買ってすぐに手放す場合、走行距離がたったの5km、傷など全くない状態でも、その買い取り価格は、一般的に新車価格の70%程度なので140万円位です。ナンバーが付いたその時にすでに30%、60万円値下がりと考えられますね。

納車時のピカピカの内外装と一時期の優越感に、車両価格の30%の価値があるか、よく考えてみましょう。

クルマは必要無いって本当ですか?(3)

便利なようで、場所や時間によって便利ではない公共交通機関。まるで、自分の時間を電車やバスの会社に握られているようですよね。

それでは、レンタカーやカーシェアリングはどうでしょう。

自分で維持費を負担する必要が無い反面、予約が必要で返却期限もあります。また、ペットの同乗が出来なかったりなどの制約があります。つまり、使いたい時にすぐに使えず、お金を支払っているのに自由に使えません。

マイカーを持つということは、お金が掛かる事は確かですが、その分の自由と便利を獲得していると言えます。いろいろと我慢するよりも、自由で便利なほうがほうが良いですよね。

「クルマは必要無い」と割り切って生活できる人はそれでも良いでしょう。しかし、限りある人生なのですから、いろんな制約を受けるよりも、少しでも自由であったほうが良いでしょう。つまり、潤いのある人生を過すには、クルマは必要だと思います。

クルマは必要無いって本当ですか?(2)

都市部以外では生活必需品として必要なクルマですが、都市部では本当に必要ないのでしょうか。

確かに公共交通機関は発達していて、タクシーも利用しやすいです。クルマは維持費もかかるし、そもそも道路は渋滞していますね。車が必要なときには、レンタカーを利用したり、カーシェアリングで十分という考えに落ち着くのは、経済的なことを考えれば当然かもしれません。

しかし、公共機関であるが故に、電車やバスは通勤・通学時間帯以外でもそれなりに混雑しています。少し大きな荷物を持って、混みあった駅の構内を移動したり、電車・バスに乗るのは一苦労です。それに、幼児を連れて電車・バスを利用するのは、かなり気を使いますよね。公共交通機関は安くて便利そうですが、一方でそれなりの苦労があります。

また、多くの場合、勤務先は都市中心部にあり、住まいは郊外である場合が多いですが、都市中心部にはあらゆる路線が乗り入れられている反面、郊外ではひとつの路線しかない場所が多いので、たとえば、慶応大学がある東急東横線日吉駅から、小田急新百合ヶ丘駅まで移動する場合、クルマならたった15kmの距離ですが、電車の場合は最低でも2回の乗換えが必要です。

郊外に住まいがある場合、駅の近くには商業施設やマンションが多いので、戸建てはバスを利用する場合が多いですが、夜11時にはバス便がもうなかったりします。そんな時、タクシー乗り場には長い待ち行列が出来ています。こういう時、クルマで迎えを頼んだりしますよね。